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■長石考。
ande_1.jpg
写真の石はアンデシン(長石の一種)です。チベット産。
価格的に結構値が張る石ですが、あまりにもの面白さについついぽちっとやってしまいました。
(ついつい、ぽちっとやっていいレベルでもない価格ですがっ!!)

なにが面白いって・・・・
ande_2.jpg
光を透過させると、このように。
・・・・この色は石の「朱色」に対する「補色」です。

ande_3.jpg


物質の色というのは、たとえばこの石の用に「朱色」に見える石なら、光の構成の中の「朱色」を構成するスペクトルを反射して、他のスペクトルは物質に吸収されるが為に、その物質は「朱色」に見える・・・というのは、一般知識の範囲内の情報。
この石に関してはそれが顕著に分かりやすく出ていまして・・・石に吸収されたスペクトル(光の成分)が、目に見える形で「補色」として確認できる石だと思います。

実は・・・このアンデシンですが、透過光だけではなく、石の中で吸収された光成分の鏡面反射が起こって、光を透過させなくても、補色の色合いが正面から確認できる石もあります。



■魅惑のブルーの閃光。
moom_b.jpg

そこで・・・ムーンストーンとホワイトラブラドのブルーのレツセンスに応用いたします。
ブルームーンストーンなどの独特な「ブルー」のレッセンスについて・・・・

ブルーの色合いを強烈に反射する為に、あの色合いが出るわけでして・・・・
残りの成分は石(物質)に吸収されています。
ですが、透明な光の成分は、
光の三原色の色合いを考慮していただきますと、ブルーが反射により分解されたと言う状況だと、その他のスペクトル要素は分解されて石に内包されているはずです。

分かりやすく書きますと・・・・
シアン+マゼンダ+イエロー=クリア(白)
が、
クリア=シアン+(マゼンダ+イエロー)
に分解される訳でして。

ブルーのレッセンスが出ている。さあ・・・ムーンストーンとホワイトラブラド・・・どちらだろう。と判断する場合、ムーンストーンであっても石の内部の構造によって吸収された光の成分の鏡面反射が起きている場合、ブルーのレッセンスの他にうっかり補色が反射して表層に現れちゃってる可能性も無きにしも非ず(爆

長石って面白いです。

bluemoon_d1.jpg
ブルーのレッセンスの裏側は・・・

bluemoon_d2.jpg

この通り。黄色みを帯びた彩が確認できますよね。



「さあ・・・この石は何だ?」
と迷った場合、とどのつまりは、自分が好きか、そうでないか・・・で判断すりゃ、満足できる領域かと。

石にまつわる色の世界は面白いです。
光学や科学の分野が凝縮されてますよね。
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2009.08.09 


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